こんにちは、車検 奈良 奈良市 廃車 板金 塗装 エンジンオイル 交換 大和郡山市 WAKO'Sワコーズ製品取扱のラッフルズオートです。
本日は、トヨタ ファンカーゴ NCP20のタイヤ・ホイール交換(ダウンサイジング)作業をさせていただきました。
これをオーナー様といろいろ相談させていただき、普段近くのスーパーへの買い物と送り迎えの使用がほとんどで、ガソリン価格高騰もあってということで、
タイヤを165/70R14(低燃費タイヤ)へ変更です。外径の大きさは+3mmほどで収まってますのでOK!偏平率アップ(サイドの厚み増え)で乗り心地も向上。
・鉄ホイールを14×4.5Jへ変更です。S社の某車種用を流用でハブ径も同じで完璧です!
とダウンサイジングです!
なんでもかんでも大きくすればいいというもんでもありませんよ!
鉄ホイールからアルミホイールへの変更でも、ホイールのインチアップになると重量が大幅に増える事がほとんどですし、安価な2流ホイールだと、同じインチでも鉄ホイールよりも重たいなんて事もざらにありますから・・・。
このタイヤホイールセットへの変更で、重量も標準サイズセットが1本約13kgが変更後1本約11kgと1本約2kgの軽量化です。1本約2kgが4本で合計約8kgの軽量化になります。車上で約80kgの軽量化・・・・
バネ下重量1kgの軽量化でバネ上重量10kgの軽量化と同等の作用・・・ただ、はっきりとした根拠的数値がないのも事実ですが・・・・。
特に、回転部分の重量の違いによる慣性モーメントの影響は大きいと思います。
バレーボールの球とボーリングの球を比べてみて下さい。
大きさはほとんど同じですが、重量の差は明らかに違いますよね~。
それでは、それぞれのボールを回転させた所を想像してみて下さい。
バレーボールの球を回転させるのには、軽く少ないエネルギー(燃料消費小)でも十分回転しますし、軽く小さなエネルギーでも回転を素早く止められます。(慣性モーメント小)
一方・・・
ボーリングの球をバレーボールの球並に高速回転させようと思えば、かなり大きなエネルギー(燃料消費大)が必要となり、一旦加速のついた回転を止めるのにも、これまた大きなエネルギーを必要とします。(慣性モーメント大)
このボールと同じ事は、間違いなく車のタイヤ・ホイールにも言えます。
バネ下重量であるタイヤとホイールを軽くすれば慣性モーメントが小さくなり、
タイヤやホイールを回転させる為の消費エネルギーが抑えられ、また、加速のついたタイヤ・ホイールを止めるためのエネルギーも少なくて済みます。
車を人間に例えて説明すると、
着ていた重い革ジャンを脱いでも(ボディの軽量化)、歩く事にはほとんど影響がありませんが、重たい革靴から軽いスニーカーへ履き替えた(バネ下重量・足廻りの軽量化)場合には、明らかにフットワークが軽くなり、歩きやすく感じるはずです。
実際、2足の革靴と重たい革ジャンを比べてみてください、明らかに革ジャンの方が重たいはず・・・
という事で、自動車のバネ下重量の軽減によって
★乗り心地が良く(悪く)なる
足廻りの路面追従性が良くなるので、ショックアブソーバーやスプリングでの路面凹凸の吸収性が向上し、乗り心地が良くなる傾向になります。
車重の比較的軽い車種に限っては、路面からの情報伝達が多くなり、逆に 「振動」が増えて乗り心地が悪くなる傾向になってしまう場合も・・・。
★燃費の向上
慣性モーメントの低減でエンジンへの負担が減り、消費エネルギーも少なくなる。
★ハンドリングが軽くなる
ハンドル操作の応答性(レスポンス)向上。