本日は、92600キロ走行の
ダイハツ ムーヴ エアロダウンカスタム ターボ L902S を
ワコーズ セーフティS ATFを用いて
トルコン太郎で圧送式にて
オートマオイル交換です。
まず始めの試運転では、
若干変速ショックあり、
ターボ車なのでそれなりに速いのですが
エンジン回転に対して速度の上がり感が少し鈍い
年式相応のクタビレ感とでもいいましょうか、
そんな印象です。
試運転後、早速患者さんオートマと
トルコン太郎を交換効率のよい圧送式にて接続します。
まず、現状の交換前のATフルードの状態です。
墨汁のように真っ黒です!透明度も0ですね。
交換しがいのあるオートマですね。
ここからゆっくりと数回に分けて入れ替えと
ミッション内部クリーニング(新油の洗浄効果でミッション内部をすすぎ洗いして剥がされたスラッジをフィルターで除去・回収)を開始します。
ここがミソ!
ここまで新油入れ替えとミッション内クリーニングの状態で、
かなり赤みも増してきて透明度も上がりました。
肝心のATクーラーラインの洗浄ですが、
このお車つい最近ラジエーターから水漏れでラジエーターを
新品に交換されたみたいですので洗浄作業は省きます。
最後に、油量の調整と
取りきれなかった汚れをさらにゆっくり溶かしてATFに取り込んで
汚れによるAT内の詰まりを予防とトルク伝達効率を引き上げてくれる
ワコーズATプラスを入れさせていただきました。
作業完了後、試運転ですが
変速ショックもなくなり滑らかに変速し
アクセル開度に対するタイムラグもなくなり
エンジン回転に同調した力強い走りがよみがえりました。
年式相応のヤレタ感もなくなり非常にシャキッとした車になりました。
オートマオイルもエンジンオイルと同じで定期的に交換していただいてコンディションの良い状態を保つことを心がけてくださいね。
なにか不具合が発生したから交換するのではありませんよ。
交換をしなければ・・・
伝達効率も落ち、発進、加速も悪くなり、燃費も悪くなりますし、変速ショックが大きくなってきますよ。
オートマオイル(CVTフルード)はAT車の血液です。
オートマオイル(CVTフルード)交換は不可欠です!!
車は元気に走ってなんぼ!
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